ACP(アドバンス・ケア・プランニング)
ACP(アドバンス・ケア・プランニング)とは、将来の変化に備え、将来の医療及びケア等について
本人を主体にそのご家族や親しい人、医療介護福祉法務の専門職等が繰り返し話し合いを行い、
本人の意思決定を支援するプロセスのことです。
本人が意思決定をすることが大切ですが、本人が病気や高齢などの場合、
専門職等が本人に対して意思決定支援をすることもまた大切です。
ACPの愛称は人生会議といいます。
<資料1>
『意思決定支援のためのACPガイダンス4(第4版)』全28頁(PDF)
(此花区医師会 令和7(2025)年3月15日)
<資料2>
『此花区医師会エチケット集2 ~多職種連携・ACP実践のために~』(第2版) 全28頁(PDF)
(此花区医師会 令和7(2025)年3月15日)
<資料3>
『意思決定支援のためのACPガイダンス(第3版)』全36頁(PDF)
(此花区医師会 令和6(2024)年3月1日)
<資料4>
『意思決定支援のためのACPガイダンス(第2版)』全32頁(PDF)
(此花区医師会 令和5(2023)年3月1日)
<資料5>
『此花区医師会エチケット集 ~多職種連携・ACP実践のために~』(第1版) 全36頁(PDF)
(此花区医師会 令和4(2022)年1月15日)
もしバナゲーム
<もしバナゲームとは>
「もしバナゲーム」は、亀田総合病院(千葉県鴨川市)で緩和ケアや在宅医療に携わる医師ら、患者と医療者のコミュニケーションツールとして開発された米国版カードを翻訳し、ACPの普及活動のために始めた疑似体験ゲームです。従って、これはACPの一つでもあるのです。その体験の中で、自身や他の人の価値観、人生観をも改めて知ることができます。これは、他職種の方の考えや動向を理解することにも役立ちます。もちろん、自己覚知にも役立ち、意思決定支援者の受援力も養います。
<受援力>
「受援力」とは、助けを求めたり、受けたりする心構えやスキルのことで助けを受け入れる力であり、人に頼る力でもあります。内閣府が、災害後に防災ボランティアの支援を生かすため、被災地側がボランティアの支援を受け入れ、上手に寄り添うことができるようにと、平成22年に作ったパンフレットに用いられた言葉で、翌年の東日本大震災をきっかけに、少しずつ知られるようになりました。現在、医療介護法務の分野でも、時には旨く、支援者に頼ることも必要とされています。そして、そこには、受援者の素直さと謙虚さも必要なのです。
助けたくなる人として、①丁寧な言葉、②笑顔、③支援者の名前を言う、④頼み事は先に言う、⑤最初から「ありがとうございます」を言う、⑥支援者をほめる、⑦「すみません」ではなく、「助かります」を言うの7つの法則があります。人に頼ることで、自分(受援者)も相手(支援者)もハッピーになれるのです。
<もしバナゲーム研究会>
公認もしバナ·マイスター主宰によるACPの具体的実践に向けたプロローグ研修を実施しています。支援者の受援力も養うことができます。令和5年度・6年度のもしバナゲームの開催状況は下記の通りです。
- ☆第1回令和6年1月31日(水):看護師、保健師、ケアマネジャー、行政書士、行政職
- ☆第2回4月24日(水):医師、看護師、社会福祉士、行政書士、行政職、相談員
- ☆第3回6月27日(木):医師、看護師、保健師、社会福祉士、ケアマネジャー、行政職
- ☆第4回8月29日(木):医師、看護師、保健師、薬剤師、社会福祉士、ケアマネジャー
- ☆第5回10月10日(木):看護師、保健師、ケアマネジャー、社会福祉士、行政書士、相談員
- ☆第6回12月26日(木):保健師、看護師、ケアマネジャー、社会福祉士、行政書士、相談員
- ★検討会(少しルールを変えて)令和7年1月8日(水):保健師、看護師、行政職、相談員 4名
- 〇大規模大会を3月5日(水):上記を総括して28名(7テーブル)で開催
- ※上記第1回~4回6回は8名(2テーブル)、第5回は12名(3テーブル)で開催
- ※第1回~6回・大規模大会の参加者総数は61名(複数回参加あり)
本会では、現在ゲームプレーヤーを専門(対人)職に限定して、意思決定支援の具体的実践のプロローグ研修として、研究会を開き、公認もしバナ・マイスター主宰によるゲームを実施してきています。
